ストレスフリーで観られるサラッと軽いラブストーリー
韓ドラのセオリーどおりのラブストーリーで、安定感は最強（笑）
ドロドロ感なし、うっとおしい恋のライバルなし、振り切った意地悪なヤツもなし。二人の関係は安定的にハッピー。
出会いの頃はお互い険悪な関係から始まり、徐々に恋愛関係に発展していくというよくあるパターン。二人の恋愛感情への移行があっさりしてて、何だかシレッと両想いになったね…と思ったら、そこからずっとラブラブでハッピー(￣▽￣)”
もろもろのエピソードは用意されているものの、あっさり乗り越えていっちゃう展開で、ほんとに軽いラブストーリーという印象。
「１％の奇跡」も安定感のある王道のラブストーリーだけど、私は「１％の奇跡」の方がお好みです(*^_^*)
続きが気になって一気見しちゃう…とはならなかったけど、ストレスフリーで見られるラブストーリードラマです。
「キング・ザ・ランド」
Netflix視聴 全１６話 ★★★☆☆ 星（２つ寄りの３つ）
キングホテルの後継者ウォンは幼少期のトラウマで、作り笑いが大嫌い。キングホテルのホテリエとして働くサランは、仕事柄キラースマイルを絶やさない。
キングホテルのVVIPラウンジ「キング・ザ・ランド」で繰り広げられるのは、愛と私欲にまみれた覇権争い…ではなく、ピュアなラブストーリーでした。
視聴前に私が目にしたSNS評価は「おもしろかった～」「ジュノ最高！」っていう評価が多かったので、期待値が上がった状態で見始めたのですが、
ん？んん…？う～ん、どのあたりから盛り上がってくるのかな…？
まあ、初めの数話は我慢が必要なドラマもあるしね…
と、思ってたら特に盛り上がりもなくサラーっと終わっていったね（笑）
格差カップルにありがちな問題が起こったり、不利な状況に立たされたりはするんだけど、ストーリー展開に絡むような内容ではないのですよ（つまり、ストーリー上なくてはならないエピソードではない）。みんなで海外旅行に行ってるシーンなんて、ストーリーは全く動かないのに必要以上に長くって、若干退屈しちゃった…。
ビジュアルは◎ ウォンとサラン
２PMのイ・ジュノ演じるク・ウォンと、少女時代のイム・ユナ演じるチョン・サランのカップル。
ウォンは会長の息子だけど、財閥御曹司とかにありがちなお金持ち演出があんまりなかったような…。とはいえ、毎回スーツをピシッと着込んでいて、超カッコ良いです！鍛えてある上半身のカンジがスーツ着ててもわかる。かといってムキムキすぎず、スラーっと伸びる足。完璧なバランス！「キム秘書はいったいなぜ？」のパク・ソジュンに並ぶスーツビジュ（ｷﾗｷﾗ）ヾ(≧▽≦*)o
はじめは玉ねぎのむき方も知らなかったのに、いきなりレストラン級の手作り料理をサランに振舞っちゃったりして、何かムリヤリ感は拭えない…
サランは素朴で素直な頑張り屋さん。庶民のヒロインにありがちな設定そのまんま。ビジュアルはケバケバしさもなく、素朴なかわいさが役の設定に合ってると思いました。ただ、サランという役どころのインパクトが地味で、キャラが立ってない印象…。取り立ててどうということもなく、ただかわいいねって感じ。
中途半端な障害物 ウォンのお父さんとお姉ちゃん
ウォンのお姉ちゃんファランはキングホテルの常務。前半はウォンよりホテルでの立場も上。序盤からウォンを敵視して、敵対心むき出しでイイ感じ。そりゃあ覇権争いも絡んでくるだろうし、どう出てくるのかしら～（ﾜｸﾜｸ）。
お姉ちゃんの策略が浅いのか、ウォンがキレ者なのか、ファランが仕掛けた罠もウォンは軽く解決しちゃって、何ならやり返される（笑）
今後のキングホテルの事業方針提案で、二人のうち良かった方をホテルの後継者にするってプレゼンのとき、ファランの提案が経費削減って…。仮にも常務だよ。小さすぎだろ（笑）もうちょっと、何かしらあるでしょうよ。コメディではなく真剣なイジワル役でこれじゃあ、中途半端で悪役感も薄いよね。
会長であるお父さんは、ウォンに政略結婚をすすめるセオリーどおりのパパ。基本的にサランの仕事ぶりは認めているけど、ウォンとの関係は認め難いってとこでしょうか。二人を諦めさせるためにサランを田舎のホテルに左遷させるけど、ウォンが連れ帰ってきたサランを見ても、何もなかったように受け入れるお父さん…。
「キング・ザ・ランド」の楽しみ方
韓ドラのラブコメにありがちな設定がギュッとパッケージされたようなドラマなので、韓ドラ初心者さんには手を付けやすいドラマじゃないかと思います。
または、ジュノ推しの方がジュノのビジュアルを愛でる作品かな～。
韓ドラにどっぷりハマっている上級者さんには、物足りなく感じるかもしれません。とはいえ、復讐、覇権争い、複雑な恋愛関係、心臓が痛くなるような悲恋ドラマに疲れた時にはのんびり観られるこんなドラマも必要ですね。
絶対ハピーエンドでしょ、って観ていられる安心感がいいです。ドラマにのめり込まない分、廃人になる心配もない（←韓ドラ廃人になると現実世界に戻ってこられなくなるもんね）
物足りないではなく、こういったテイストのドラマもありだなと感じた作品でした。
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